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初級編絞りと被写界深度について

絞りと被写界深度



前のステップの続きです。
まずは簡単にこれだけ覚えてください。
絞りを開ける(F値を小さくする)と被写界深度が浅くなる(ピントの合う範囲が浅くなる)
絞りを絞る(F値を大きくする)と被写界深度が深くなる(ピントの合う範囲が深くなる)
被写界深度ってなんですか?
なんだか難しい用語だなあ。
被写界深度とはピントが合う範囲のことです。
2つの写真を見比べてください。ピントが合っている範囲が全然違いますよね。
F2.8
絞り開放なので被写界深度は浅くピントを
合わせた花びらしかくっきり見えません
F22
かなり絞り込んでいるので被写界深度は深く
花びらだけでなく背景までくっきり見えます
すごい!
被写界深度を変えるだけで全然違った作品になっちゃうんですね。
もうちょっとわかりやすく
イメージで覚えられるように図解もあわせて説明しますね。
                                                              左の赤枠の拡大
開ける(開放絞り)
絞り
絞る(最小絞り)




浅い(背景がボケる)
被写界深度
深い(全体にピントが合って見える)
F2.8




F4




F5.6




F8




F11




F16




F22






絞りは光の量を調整するだけじゃなくてピントが合う範囲も調整することができるんですね。
ちょっと疑問なんですけど絞り開放でピントを合わせたとしますよね?
そこから絞っていくと最初にピントを合わせた場所から向こう側に向かってピントの合う範囲が深くなっていくんですか?
向こう側にも手前にもピントの合う範囲は広がっていきます。
ピント位置から手前側と向こう側の被写界深度をそれぞれ前方深度、後方深度といい、
ピントの合う比率はおよそ1:2だと言われています。
前方深度(手前側)は後方深度(向こう側)より浅いということです。
被写界深度って意外と簡単ですね!
ちなみに被写界深度を浅くする方法は絞りを開ける(F値を小さくする)意外にも焦点距離を長くしたり
撮影距離を短くしたりすることでコントロールできますよ(これはかなり重要です)
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