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カメラ用語辞典 EV値

EV値



EV値とはレンズの絞り値とシャッター速度の組み合わせで得られる
露出量(光の量)を示す数値のことです。
数値が小さいほど露出量は多く、大きいほど露出量は少なくなります。
これがEV値一覧表です。


なるほど〜
っていきなりこんなの見せられても良くわからないんですけど・・・・。
例えばシャッター速度が1/2秒で絞りが2.8だとEV値は4ですね。
それに対してシャッター速度が同じ1/2秒で絞りが4だとEV値は5となり
EV値が小さいシャッター速度が1/2秒で絞りが2.8のほうが露出量(光の量)が多いということとなり
後者よりも明るい写真が撮れるということです。
ふむふむ。


実際撮影現場でこのような表を活用することはないのですが
あえて言うならシャッター速度と絞りの組み合わせでEV値が12となりこれが適正露出だとします。
現場は風が吹いていて被写体ブレの危険性があるのでこの12というEV値でシャッターを切るなら
シャッター速度1/500秒・絞り2.8という組み合わせを選べば被写体ブレの危険は回避できるでしょう。
そして全体的にピントが合ったような深い被写界深度を得たいなら
シャッター速度1/4秒・絞り32というEV値を選べばいいでしょう。

下の作例を見てください。
2枚の写真はそれぞれシャッター速度と絞りを変えて撮影していますがEV値が同じになるように
設定しているので表現は変われど作品の明るさは全く同じになっています。
1/500 F2.8 EV値12 1/8 F22 EV値12


なるほど〜。
EV値が同じでも左の写真はボケを活かした作品。右の写真は被写界深度を深くして
全体的にピントの合った写真になってますね。
絞り優先やシャッター速度優先の機能はEV値を変えずに撮影できるので
とっても便利ですよ。
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