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カメラ用語辞典 焦点距離

焦点距離と画角

焦点距離とはレンズ中心から撮像素子やフィルムまでの距離のことです。

焦点距離の単位はmmで表示され数字が大きくなるほど遠くの被写体をより大きく写すことができます。
例えばEF70-200mm F2.8L IS II USMというレンズだと焦点距離は70mmから200mmとなり
この範囲で任意に調節することができ、70mmよりも200mmのほうが遠くのものをより大きく写せます。
では焦点距離の違いによってどれくらい写る大きさが変わるのか見てみましょう。
焦点距離16mm 焦点距離24mm
焦点距離27mm 焦点距離43mm
焦点距離75mm 焦点距離110mm
焦点距離150mm 焦点距離200mm
焦点距離330mm 焦点距離400mm


また焦点距離は撮像素子のサイズによっても変わってきます。
現在デジタル一眼レフカメラの主流となっているAPS-Cサイズの撮像素子と35mmフルサイズの撮像素子
では同じ焦点距離のレンズを使用した場合、APS-Cサイズの撮像素子搭載のカメラのほうが
焦点距離が約1.5〜1.6倍長くなります。
APS-Cサイズは焦点距離が約1.5〜1.6倍長くなるっていったいどういうことですか?





例えば35mmフルサイズカメラにつけていた焦点距離50ミリのレンズをAPS-Cサイズのカメラに装着すると焦点距離が
約1.5〜1.6倍長くなり焦点距離が約75mmになってしまうのです。
つまり35mmフルサイズカメラで撮影したものよりAPS-Cサイズのカメラで撮影した方が約1.5倍大きく被写体が写るということです。
と、多くの他のサイトや書籍などでは説明されていますが
実は厳密に言うと焦点距離そのものが伸びて大きく写るわけではありません。
ちょっと難しいかもしれませんがその仕組みを図にしてみました。

35mmフルサイズとAPS-Cサイズ比較図
こ、こ、こんな図で説明されてもさっぱりわかりません・・・。
わかりやすーく教えてください。


同じ場所、同じレンズ(同じ焦点距離)で35mmフルサイズの撮像素子を搭載したカメラとAPS-Cサイズの撮像素子を
搭載したカメラを使い同じ被写体を撮影していると考えてください。
35mmフルサイズの撮像素子を搭載したカメラだと被写体の全体を写すことができますがAPS-Cサイズの撮像素子を
搭載したカメラだと被写体の赤枠で囲んだ部分しか写し取ることができません。

それぞれのカメラで撮影し、同サイズにプリントした写真を二枚並べて見比べた時、APS-Cサイズのカメラで撮った写真のほうが
35mmフルサイズのカメラで撮った写真より約1.5倍大きく写ったように見えるのです。
だからAPS-Cサイズのカメラはフルサイズ機に比べると約1.5倍の焦点距離があると言われているのです。
なるほど!
なんとなくわかりました。
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