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中級編 パンフォーカスと絞り

パンフォーカスと絞り

パンフォーカスと絞りについて解説します。
パンフォーカスって何ですか?


パンフォーカスっていうのは奥行きのある写真で近距離から遠距離までピントが合っている写真のことです。
平面の写真全域にピントが合っているものはパンフォーカスとは言いませんよ。
作例で見てみましょう。
手前から奥まで全体にピントが合っているので
これはパンフォーカス写真
真ん中より少し下の横ラインにしかピントが
合っていないのでパンフォーカス写真ではない
パンフォーカスの写真って絞りを絞れば作れるんですよね。
難しいテクニックはいらないんですか?




パンフォーカス写真の撮影方法は次の通りです。

@ 焦点距離の短いレンズを使う。
つまり広角レンズと望遠レンズなら広角レンズのほうが画面全域にピントが合いやすくパンフォーカス写真に向いています。

A 絞りを絞る。
被写界深度を深くするということ。基本ですね。
絞り値を大きくするとシャッタースピードが遅くなるので三脚などを使用しブレを回避しましょう。
また絞りすぎると光の回折現象でシャープさが失われるので注意です。

B 被写体から離れて撮る。
被写体に近づきすぎると遠景との距離差から被写界深度が浅くなるためです。

つまり広角レンズを使って絞りを絞って被写体から離れて撮る!ですね。
そしてピントの位置は画面手前から三分の一の位置に合わせるのがコツです。
手前から三分の一の位置に合わせると
全体にピントがあったように見え
パンフォーカス写真になる。
奥側の花びらにピントを合わせたため
手前がボケてパンフォーカス写真に
ならなかった。
なるほど〜。意外と簡単ですね。
光の回折現象っていう意味がわからないけど・・・。
光の回折現象とは絞りをある程度絞り込んでいくと絞り羽根の裏側に光が回り込むことをいいます。
光の回折現象が起きると解像度が低下し、輪郭のはっきりしないボケた写真になってしまうのです。
さっぱりわかりませ〜ん!




詳しく理解しなくても大丈夫ですよ。
絞りすぎると輪郭が少しボケてしまうとだけ覚えておいてくださいね。
以上、パンフォーカスと絞りについてでした。
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